新高円寺駅前クリニックはブロック療法を積極的に行います。

ブロック療法とは

痛みの原因筋骨格系の痛みやしびれは筋性疼痛(凝り、突っ張り、こわばり、痙攣)から引き起こされます。その原因の多くは不意の外傷、過度な労働やスポーツ、姿勢や生活習慣、ストレスで増悪します。筋性疼痛が慢性化すると筋肉は硬く結節を作ります。そのために骨格に歪みが生じることがあります。脳は痛みに敏感になり、注意集中、習慣化が生じ、それによって易疲労感、冷感、強ばり、脱力、ふらつき、睡眠障害、乾燥、便秘、下痢、頻尿など自律神経症状を伴うようになります。

「痛みの悪循環を断ち切る」

生体においては、身体のどこかに何らかの痛み刺激が加わると交感神経中枢が興奮し、その結果末梢血管の収縮が起こります。そのことで局所の血流が減少し、局所は低酸素状態となりそこに発痛物質が産生されます。一度痛みが出ると、上記のようなサイクルを繰り返し、消えることなく痛みが続いていきます。これが「痛みの悪循環」です。この悪循環を断ち切るためにブロック療法を用います。知覚や運動神経に影響を与えることなく血行を正常に戻すことにより神経を刺激する溜まっていた疼痛物質が徐々に取り除かれていき痛みのない状態へと戻っていくのです。さらに、神経ブロックには血行改善、ホルモン分泌改善、免疫機能改善などに より体の恒常性機能維持を高める、すなわち自然治癒力を促進する作用も有ります。

ブロックの方法

注射後20から40分程度安静が必要なので、時間に余裕を持って受診して下さい。また神経ブロックには局所麻酔薬を用いるため、以前に何らかの薬剤や麻酔の注射等でショック症状やアレルギー反応が出た既往のある患者様は、必ずその旨をお申し出下さい。

各ブロックについて